白虎連合Ⅲ







「ほな後で寿が適当に着替え持って来ると思うし」


「英寿くん帰るん?」


「いや、倉庫行って様子見てくるだけ」


「あ、そっか」






捕まった男達は今倉庫にいるらしい。

ていうか、最終的なオトシマエはいつも倉庫。



とりあえず寿が来るまで寝とこかな。

流石に疲れた。






「ほなな」


「はーい」






扉を開け、英寿くんは病室を後にする。

それを見送り、私も布団に潜った。







窓の外は少しずつ明るくなっていて。

星は消え、代わりに太陽が顔を出していた。




長かった一日の終了の合図。








「………………」








目を閉じ、私もやっと眠りについた。







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