白虎連合Ⅲ
「ゆいちゃんっ、俺も一緒っ」
「悠介っ、」
「これからもよろしく」
「うんっ」
ひょこっ、と現れた悠介はニコニコと笑顔で。
今まで別のクラスやったけど、これから一緒なんや。
仲良い人集まってよかったなー。
けど、それをよく思ってないのが一人。
「それ以上うちの総長に近付かんといて貰えませんかね、」
我が舎弟、龍。
「お前は本間いちいち突っかかるなー」
「分かってるんなら退却願います」
「年下のくせに生意気やっつーの」
「あ?」
早速始まった、龍の独占欲。
慣れたよ、慣れたけど。
「やめんか!!!!」
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