白虎連合Ⅲ






氷が溶けて蜜と混じり合う。

離れはしない、決して。





「ま、雄大くんは組の人に今祝って貰ってるぐらいかな」


「どうせ夜中から一回寝たらいいやん」


「ん、そうする」






器を台所に置いて、再び客間に向かう。

爆睡したらあかんから、適当に寝転がって。




うーん。

眠い。




時間はまだ昼時。

結構寝られるかな。






「コラお腹出すな、冷えたらどうすんねん」


「んー」






言われたら通りお腹を隠して目を閉じる。




そういえば北区のマンション久しぶりやな。

よし、早めに行って片付けよっと。





うん、決まり。








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