白虎連合Ⅲ





時間が経ち、テーブルのお寿司は全て無くなって。

お酒も大半無くなり、酔いだす人が多くなってきた頃。







「だからなゆい、俺にとったらお前は可愛い妹やねん」


「は、はぁ」


「でも俺はいつでも見守れるわけちゃうから、強い女でいてほしいわけよ」


「は、はぁ」


「まぁゆいは俺と英寿が強くしたから大丈夫やけどな」


「は、はぁ」


「で、何が言いたいかと云うと俺は素敵ってことやな」


「はぁ?」






酔っ払った雄大くんに絡まれています。



ラグの上に座り、肩を組まれてる私は雄大くんの話をぐだぐたと聞き。

龍達は皆でテーブルゲームをしていて。







「あの、うちも皆とゲームしたいんやけど」


「あ?お前なにその態度?」


「な、なんでもありません」


「とりあえずゆいも飲めってー、ほらほら」


「んー!!!」






最終的には首を掴まれ、ビールを流し込まれる始末。

なんかうちの誕生日もシャンパン流し込まれたやんな?





最悪!!!




ほんで苦っ!!!








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