白虎連合Ⅲ






部屋の前で皆と集合し、旅館の外へ。

そして歩いていける距離の海水浴場まで向かった。



太陽はじりじりと暑い。

でもその暑さですらテンションが上がってしまう。






「うわ、人すごっ」


「龍と蓮、走って場所取り」


「ういーっす」


「んで寿と悠介はパラソル二つ借りてこい」


「わかりましたー」






まだ少し距離がある海水浴場まで走っていく四人組。

寿は何故か浮き輪を胴体に回したまま走っていって。



うん。

もしかしたら寿が一番楽しんでのかも。






「ほな俺らはゆっくり向かおかーっ」


「はーい」






ペタペタとサンダルで歩きながら、まったり歩く。

めっちゃ混んでるけど、まぁ大丈夫でしょう。




ただ喧嘩売られないことを願います。







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