白虎連合Ⅲ






「北海道ー!!!」


「さむっ」







数時間後、飛行機は北海道に到着。

関西より北海道は気温が低くて、思わずブレザーを羽織った。






「とりあえず昼飯食いに行くからなー、クラスごとにバス乗れよ!!!」


「「「はーい」」」







ぞろぞろとバスに向かい、空港に向かった時と同じ席順で座る。

ちなみに私と紫織は一番後ろ。



理由は、







「なんか俺等ヤンキー固められてる?」


「あたしヤンキーちゃうし!!!」


「ゆいちゃん、これ食べる?」


「食べるー」







そうなのです。

クラス一番のヤンキーと、学年一番のヤンキーは固めて後ろに。



まぁ悠介達は同じ班やからいいけど。

前の席の人、地味に怖がってるっぽいしね。







何もしませんよって。







.
< 54 / 358 >

この作品をシェア

pagetop