白虎連合Ⅲ





割らないように注意しながら、一つ一つ商品を眺めていく。

一口にガラスと云っても、様々な色。

そして値段はピンキリ。



ま、そんなもんかな。







「んー、でもお土産って感じじゃないかも」


「確かにね」


「時間あるし他んとこ行ってみる?」


「そうしよっか」






ガラス館に来ただけでも心満たされたしね。

皆のお土産も買わなあかんし。



グッバイ、ガラス館。







「まりも何処に売ってるかな?」


「だから湖にあるって、ゆいなら大丈夫!!!」


「大丈夫とかいう問題じゃないけどね」






どうやら紫織は本気らしい。

てかうちもまりもにこだわりすぎ?



いいやん、まりもっ!!!







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