年下の幼なじみ【完】
昔のことを思い出していたら、時計を見るともうすぐ翔がうちに来る時間になっていた。
ど、どうしようっ
まだ、何も決まってないのに。
あたしは、とりあえずお気に入りの服を出して見ることにした。
そして、その服をベッドに並べて見たけれど…
どっちにしよう?
あたしのお気に入りの服は二つあるんだよね。
迷う……
まずは、髪の毛でも決めちゃおうか。
鏡の前に立つ自分とにらめっこをしてみる。
ん〜、今日はどうしよう。
この前、二つに結んだら翔にからかわれたから、
今日は、大人っぽくしよう!
巻き髪がいいかな?
あたしは、どんどん自分の髪を巻いていき、ふわふわになった。
あとは、服だけか。