年下の幼なじみ【完】
怪しい男の子
葵Side
──…
────……
「葵、今日は食堂に行かない?」
「うん、いいよ」
紫帆と一緒に食堂に行くことになった。
そして、2人で向かい合って座る。
紫帆と楽しく喋ってると、
「小沢さん」
「あ、長島くん…」
最近、あたしのところによく来るんだ、長島くん…
「オレも、お邪魔させてもらおうかな。いいかな?」
長島くんは、紫帆に同意を求める。
「うん、いいよ」
紫帆が返事をすると、あたしの隣に座る。