年下の幼なじみ【完】

そんなに好きでいてくれるほど、あたしには魅力なんてない。

あたしは 紫帆が言っていたことを考えていると、



「それじゃあ、補習仲間いないんだ?」



「うん、そういうことになるよね」




ど、どうしよう…



誰かしらいると思ってたのに、まさか、なおちゃんまで数学しか補習がないなんて。



翔になんて言えばいいんだろう。



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