年下の幼なじみ【完】
翔Side
葵にキスされそうになったところを見られて、次の日になった。
まぁ、葵にとっちゃどうでもいいんだろうけど。
朝早くに家を出て、自分の席に着いた。
まだ、誰も来ていない。
こんな、早くに来ようとするやつなんていないか。
……と、思ったのに
突然、ドアがガラッと開いた。
もう、クラスのやつ来たのか?
顔を音のした方へ向けると
「水野翔だよな?」
「は?」
なんだよ、こいつ。
いきなり、呼び捨てかよ