白い雪の中で
「………ただいまぁ……」
あれから結局、15分もボーッとしていたアホな私は、またビビりながら家に帰ってまいりました。
服に付いた雪を落としてから家に入り、リビングの電気をつける。
家には、誰も居ない。
親は、いつも出かけていて私は、いつも独りで過ごしている。
「………お風呂…入ろう…」
(雪で冷えちゃったからなぁ)
脱衣所に行って服を脱ぎ、髪と体を洗った。
その間に入ったお湯にゆっくり浸かった。