嫉妬
私達4人の間に異様に変な空気が
流れる。



「…ちょっと椿こいよ。」



たけちゃんは引きつった笑顔で
椿を呼び出した。





「お前…なんで早苗がいるの
 教えてくれねーんだよ。」



「何の話?
 早苗しってるの?」



「知ってるも何も付き合ってんだよ。」


「え?そうなの!?」



「そーだよ。こんなの浮気に
 思われんだろーが!!」




きっとコソコソ話してるつもり
なんだろーけどまる聞こえだっ
つーの。





思うも何も…絶対浮気じゃん。






「えっと、アタシ急用できちゃった。
 かえるね…?」



二人の顔色を伺いながらも私は
その場から逃げた。




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