嫉妬
たけちゃんを何とか落ち着かせて
とりあえず私は椿を返した。


これ以上…椿にはひどい目にあって
ほしくないから。






「たけちゃん…。
 どうしたの…?
 急に…。」



そう言ったら急にたけちゃんの顔が
替わった。



「たけちゃんどうしたの?急に?
 だって。あはははっは」





可笑しい。




可笑しすぎる。




さっきからたけちゃんは視点があって
ない上に舌がちゃんと回ってない。






何で私の真似をする必要があるの?







「……。」




何も言わない私を一方にたけちゃん
の顔はどんどん怖い顔になっていく。







バンッ





< 17 / 51 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop