嫉妬
何で。何でなんも答えないの…。




「なぁ…?早苗…。俺…」



急に弱った声をだしたたけちゃんに
すこし罪悪感が生まれた。



────────ごめん。…





「マジもうムリ。限界だわ。」



そう言って彼は再び私のほうに
歩いてきた。






ドンッ バコンッ





私の部屋にあるものがどんどん
飛んでいく。



いや、飛んで行くんだけじゃない。



飛んで私にぶつかってくるんだ。




「っいっったぁ…」




痛くて目を瞑った。



けど……






突然お腹に激痛が走った。
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