嫉妬
私がバンッって胸を叩いたことを
根に持っていたんだ。




だから…私がトイレから出た時に…




目の前に人と思えないぐらいの
怖さのたけちゃんが目の前に居た。




「さーなえ?
 俺なぁ…早苗の事大好きなんだよ?
 だーかーら。」




ブチンッ



何かが切れる音とともに私たちがいる場所
に“ポト ポト”と液体らしきものが
落ちた。









「…え─…?」





私にはあまりにも衝撃で。








あたしの左腕の手首から…
血が出てたから…。



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