嫌いだ、大好きだ。
次の日の学校







「どした?」



不思議そうに覗き込んでくる紗枝

紗枝はお団子がよく似合ってかわええな

私はどーせ・・・ブスですよーだ





「本間、どしたん?」

『私って、何で彼氏できひんのやと思う?』

「そりゃ・・・」



またでた

昨日と同じパターンやん

紗枝までブスや言うんやろ



「亮くんと一緒におるからやろ」

『・・・はい?』


意外な言葉に

声が変になるのを感じた



「亮くんと一緒におりすぎて、みんな付きあっとると思っとるんちゃう?」

『なんやそれ!!考えただけでも恐ろしいわ・・・』




紗枝はいたずらに笑って

意地悪に言った




「でも、お似合いやで」



って

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