遙か彼方


それからほどなくして、お父さんは私の部屋を出た。

そこに残った私は、妙な静けさに少し寂しさを感じた。

この部屋が静かなことなんていつものことなのに。

それが不快で私は手早く支度を終えて、部屋を出た。



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