あのころ、グラフィティ
「......だ、だって。思い出したら、マコちん、、どっか行っちゃうでしょ?...イヤだもん。」

「それは...わかんないけど。」

「行ってほしくないもん。ずっとこれから、おじいちゃんおばあちゃんになっても一緒にいたいもん。」




あれ、このセリフ...前にも、、




小さいころのたまちゃんと...僕?

あと、一人...


『マコちん、あたしとずっと一緒にいてね。おじいちゃんおばあちゃんなっても、変わらず一緒にいるの!...あ、...っさじもね!』

『...さじもって、なんだよぉ。』


なんだろ、

もう一人の名前が出てこない...





「マコちん?」




「...あ、ごめん。」

「疲れてんだねぇ。...あ、マコちん、マコちん。...寝て寝て。」


たまちゃんは自分の膝をポンポンと叩いた。


枕にして寝ろとゆうことか?


「いや、いいよ。」

「いやーん、寝てほしいのー。」

「でもそれは無理。」

「あたしの膝は天下一品なのよ!疲れもとれちゃうのよ!さぁ、寝よ!寝てみよ!」


中々寝ない僕を、たまちゃんは強引に、横にさせた。


「ちょっ、と...」

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