あのころ、グラフィティ
ちょうど、おじさんが店のシャッターを閉めようとしていた。


「おー貫どうした!?」

「まだ大丈夫?」

「いいぞ、安くしてやるよ!」

「ありがと。それじゃ、きゅうり5本とそのニンジンちょうだい。」

「あいよ。」

おじさんは白いビニール袋にニンジンときゅうり、おまけにオレンジも入れてくれた。


「たまちゃんは?」

「ああ、あいつはマコくんちだ。今ごろ何かご馳走になってるだろ。」

「...そっか。」

「ん?なんか用か?」

「いや、なんも。いつも声してるのに、今日はしないから...」

「はは、そうか。うるさいもんなー。あいつ。」

「...おじさん、ありがとう。また買いに来る。」




たまちゃんは昔からマコちゃんが好きだったもんなぁ。

たまちゃんも、、、恋。

...してるのかぁ。




オレだけ...


そう考えたら、無性に恋とゆうものがしたくなった。


オレだって彼女が欲しくないわけじゃない。


よし、こうなったらいろんな女と経験してみるか!




...とはいかず、
翌朝、たまちゃんに相談してみた。

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