続・年上の男
矢崎さん?
「・・・う~ん・・・頭痛い・・・」
目が覚めると、体はだるいし・・・頭が痛い。
何これ?
病気?
風邪引いたかな・・・。
ん?
ここどこ?
「は・・るか?」
見たことない部屋だなぁ。
重い体を起こして部屋のドアを開けた。
ん?
・・・・・・!
あれ?
「あ、おはよう」
声を掛けられて。
・・・パタン。
ドアを閉めた。
また部屋の中に入る。
あれ?
今の人って・・・・。
恐る恐るドアを開けると
「どうした?」
優しく笑ってるその人は。
私の大好きな・・・・
「矢崎さん?」
「はい」
「え?・・・あれ?・・・あれぇ???」
どうなってんの?
「・・・夢かな?」
思いっきり頬をつねってみた。
「いひゃい(痛い)」
夢じゃない?
「プッ・・何やってんの?・・ここ、座って」
リビングにあるソファーに促され
「あ、はい」
頭の中が整理されないまま、ソファーに座った。