ささやく言葉はI  LOVE YOU
「由香、早めに教室に戻ろう。北ジイの授業は時間ぴったりに始まるから」


ミコと私は急いで教室へ。

宮本達がヒソヒソ話をしている。横を通りぬけると話の内容が聞こえてきた。

「ぼそぼそ話して何言ってんだかマジわかんねーし」

なぁ~にぃ~?アイツのこと?

「たまに英語がはいるじゃん、あれってウケねらい?」


なぁ~にぃ~?アイツのこと!

「ムラタの日本語古くさくねぇ。なんだか家のとうちゃんと話してるみてぇ」


かっちーーん!!!!!!!

北ジイが教室に入ってきたのは分かってるけど、我慢できなかた。



「ちょっと、ミヤ
感じ悪いよ!あんた!一生懸命話てるじゃん!
たまに英語がはいるんだって別にウケねらいじゃないし。
がんばって話てるよ!
言葉が違うって大変なんだよ」



体が、顔が、赤く熱くなっているのが自分でもわかる。


そのままアイツの方に顔を向ける。


「ジャジャ!なんか言ってやりなよ!!!!!」


えっ??????今私ジャジャって言った?


これって・・・・・・・。



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