ささやく言葉はI  LOVE YOU

「ミヤ、エミリーの事好きなの?」


訊ねるジャスティン。
焦る宮本。


前を歩く私とエミリーは
耳をダンボにしながら
私達は’話に夢中でーす’ポーズは
くずさない。
なんて答えるんだろう?


「毎日メールでうぜぇよ~!」


多分、今宮本の顔は
真っ赤なんじゃないかな?


「でも、あいつの気持ちは
いつも直球で気持ちいいぜ。
こんなに離れてるのに安心できる・・・」


エミリーと私
小さく目配せをかわす。



「俺、由香に振られただろ?
やっぱショックで当分女なんか
好きにならないって思ってて・・・」


フムフム・・・


「気が付くとエミリーを
好きになってた」


ウンウン・・・


「不安にならないの?ミヤ?」


ジャスティンは不安になるの?



「ならないって言えば
嘘になるけど
それを超える物を
エミリーは俺にくれるんだ。
言葉や気持ちにこめて・・。
俺かっこつけすぎだな!!」




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