ささやく言葉はI  LOVE YOU


顔が真っ赤になってるアイツ。

「ジャスティン、なにしてんだよ~。
この薬味がないとこのラーメンの・・・・」

遼がぶつぶつ言いながら布巾を手にした。

アイツの顔が真っ赤になってるのを見て

私も赤くなる。


「ゆ、由香もたべれば・・・。」

ぎこちなく話すアイツ。


「いらない・・。牛乳飲みに来ただけだから・・・。」


ぎこちなく話す私。


「由香ねぇ、もう太ってるんだから、ラーメン一杯食った
位でかわらねえよ。ネエ、ジャスティン!」


「遼!!!!!!!」




「・・・・ないよ。

由香は太ってないよ・・・・・・。」

アイツがラーメンのお湯をいれながら呟く。


遼の馬鹿笑いがキッチンに響く。

私は嬉しかったけど、恥ずかしかったから
回れ右をして二階にあがった。


あっ牛乳飲むのわすれた・・・・・。











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