天使の羽根



「わぁぁぁっ!!」

『きゃあああ!!!』


木陰からなにかが飛び出してきて、

後ろに尻持ちついてしまった。



私は痛めた腰をさすった。



「あ、ごめん。

脅かしすぎちゃった。」


顔をあげると、そこにはつーちゃんがいた。



『もう、脅かさないでよねっ。』

頬を膨らませる。




< 22 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop