ラブランク
それから、楽しく時間が

過ぎた。

海で泳いで、バーベキュ

ーをしてスイカ割り。レ

イはすぐ私の隣で笑って

いる。


「ちょっと、ぶらぶら歩いてくるね!」

菜摘はハジメ君と手を繋

いで言う。

「うん。」

私は笑顔で頷いた。気が

付けば、もう夕方だ。日

が落ちてきていた。

ここに着いたのが、もう

お昼を過ぎていたので、

人も少なくなっていた。

最後に花火が待っている

。テントの前で、私達は

シートに座っている。砂

が冷たくなっていた。

「楽しいね。また、来たいな。」

レイは呟くように言った



「そうだね。」

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