ラブランク
「菜摘さん、お久しぶりでした。」

彼は切れ長の目に長めの

髪。染めていなく、真っ

黒だ。

「初めてのお友達ですね。レイです。」

丁寧な言葉使い。歳は…

ハタチ位かな?きっと彼

が菜摘のお気に入りの子

だろう。

「レイ、座って。」

菜摘の声のトーンが上が

る。

「じゃ今日は両手に華で…失礼します。」

彼は私と菜摘の間に座る

。ちょっと菜摘、彼の為

に席空けないでよ!

「じゃ美味しいワインで乾杯しよ!」
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