ラブランク
何だか菜摘がここにハマ

る理由が解ってきた。一

晩限りでも、まるで私を

中心に時間が過ぎている。

ワインは美味しいし、タ

バコを出したら火が差し

出される。彼等の話しは

楽しく、時間があっとい

う間に過ぎていく。あり

ふれた毎日が違う世界の

ようで、心地いい。

私は酔ってしまった。
< 6 / 72 >

この作品をシェア

pagetop