王龍
ま、いっか


…気長に考えよ


「…凪瑠」


「んー?」


「先生が呼んでたぞ」


「わかったぁ。あ、隼人」


「あん?」


うちを呼びに来た隼人を、引き止め、隼人の顔をまじまじと見る


さっき諦めたばっかやけど、今ちょうど隼人がおるんやから、男っぽいとこ探せばええやん


「…何?」


「自己紹介、して?」


「はぁっ?」


「ええから」


「なになにー?自己紹介?んじゃ、僕からっ!」


いきなりうちらの話に参戦してきた千尋


ま、いっか


「僕はぁ、松原 千尋くんです!趣味は、みんなをからかうことと、可愛さを追究することでぇ、特技はみんなを騙すこと。最近一番ムカついたことはぁ、僕より凪瑠ちゃんのほうが可愛かったことでーす☆自分の一番好きなとこは、可愛いこと!以上」


パチパチパチ………


予想を越える凄さに思わず拍手してしまった…


…ってか


「うち、可愛くないし」


「もぉ、この鈍感っ!はい、次隼人ー」


鈍感て………


意味分からへんし


「は?俺、嫌」


「何言ってんの、隼人くん。僕と同じような自己紹介しないと…どうなるか、わかってるよね?」


く、黒いっ


千尋さん、腹黒いっす!


(何キャラ?by作者)


後輩キャラ?


ま、そこはおいといて…





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