王龍
「あぁん?」


「あ"?やんのかゴラァッ」


「蓮、やめろ。全く、おまえらは血の気が多いんだから…」


「でもっ………すいません」


うちが一睨み効かしたら、黙った


「で、教えてくれへん?うちら、二人を探してんねんけど…」


あ、いつの間にかタメ口になったし


ま、別にどうでもいいけど


「…はぁ?無理に決まっとるやろ」


「どうしてですか?」


由愛が会話に割り込む


「…あの二人は、ここで一番偉いんやで?そう易々とだせるわけが………」


「よお!お前ら、みんな集まってなにしてんの?」


「あっ修司さんっ」


「…こんなとこでどうした?」


「和くんもっ」


このままじゃ埒があかない、と思い始めた矢先、二人が現れた


「…ちょっと用事があって」


「………知り合い、っすか?」


「あ、うち、神崎 凪瑠です。これでも一応、王龍総長なんでよろしく」


「俺は、広沢 蓮。凪瑠さんの舎弟なんで、そこんとこよろしく」


「俺は、城之内 慎。王龍幹部なんで、そこんとこよろしく」


…と、みんな第一学生人たちに自己紹介した


あ、この流れつかお(笑)





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