王龍
さっきの意味わからん…


本間、めっちゃ意味わからん胸のドキドキを思い切って、由愛に相談してみることにした


今はもう、日も落ちて夜


夕食も食べ終えて、後はゆっくりできる


トントンッ


由愛の部屋を軽くノックし、返事があったから入った


「なーちゃんっ!どうしたの?」


「ねぇ由愛………」


「…ん?」


「相談があるねんけど…」


「相談っ!?嘘っ!?ホントに?」


「…え、うん」


「なーちゃんが私に相談してくれるなんて初めてっ!めっちゃ嬉しい♪なになに?」


「…うちさぁ…病気かもしれへん」


「えっ」


「…隼人見てたら…めっちゃドキドキするんやもん…。千尋とか見ても、せんのやで?…うち、病気なん…?」


「…………………………………ブッ」


「ちょっ、何で笑うん?うち、真面目に相談して…」


「それ、恋だよ。なーちゃん」


「…鯉?」


「違う違う。恋!魚の鯉じゃなくて、恋愛の恋だよ」





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