王龍
「…凪瑠さん…。何かあったら、俺に言ってくださいね?」


「…え、うん…」


何故か目をウルウルさせながら、こっちを見てくる蓮


その姿が妙に…


「…可愛い」


「…へ?」


顔や性格に似合わず可愛いもの大好きなうちは、無意識のうちに、蓮に抱きついてた


「…っ///」


「れぇーんーっ♪」


…凪瑠の今まで見たことのない姿に一同驚いた


…が、和志はいたって冷静だった


「…姫。今、人前だぞ」


「んー?…あ、そうだっけ?」


「「「エェッ!?」」」


…そんなに簡単にもとに戻っちゃうんだ


と、修司、蓮、慎の三人は心の中で思った





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