先輩♀×後輩♂
―ザワザワ、ガヤガヤ―

午前の授業も終わって

昼放課――――

「・・・・・・」

みんながご飯を食べる中
、私は動けずにいた。

とゆうより、あの後の記憶がない。

『何、アレ!?』

朔也が来ていたことにも気づかず…。

「あぁー、まぁちょっといろいろあってねυ」

『いろいろ?』

「うん。それがさー…」

『あぁ、そういうこと。…でも紗羅っていつもいろんな奴に告られてるよな?』

「それはさー、あの子勝手に冗談だと思って終わってるじゃん!?」

『あぁ。(毎回、毎回紗羅に告る奴が可哀相に思えてくるんだよなυ)さすが“天然姫”…』

「でも今回はね…。」

『ま、いい機会かもな』

「うーん…そうかもね」

そんな会話がされているとも知らずに

私は机に突っ伏していた。


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