先輩♀×後輩♂
「紗羅が思ってること、全部言って…?スッキリすると思うよ。」

今私しか聞いてないし☆

そう付け加えた美月。

その言葉で私は…

全てを吐き出した。

「真尋くん…にご飯とか誘われるの、本当は嬉しい。仲良くなれたのも…。」

「うん」

「私を慕ってくれるのも…。私に向けてくれる笑顔も…。」

「うん」

「シュークリームっ…美味しいって言ってくれたのも…。」

「うん」

「真尋くんのお誘い…本当…は、断りたく…ないっ。」

「うん」

ただ頷いて聞いてくれる美月。


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