先輩♀×後輩♂
あれから数日、

変わらず昼休みは屋上に向かう。

いい加減…美月も朔也も疑い始めてる。

―…キーンコーンカーンコーン…―

またチャイムに助けられる私。

「誰かに話したら…どうなるかわかってますよね?!」

そう言って、また帰って行った。

その後に私も教室に戻る。

「あ、紗羅!!遅いよ。あんたほんとに大丈夫!?」

「大丈夫だって!!ちょっとゆっくりしてただけだから☆」

「…ならいいけど。」

「次の授業って何だっけ??」

「体育だよ!!着替えなきゃ!!」

急いで着替えて、グランドに向かう。


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