先輩♀×後輩♂
「あの、ありがとうございました!」

助けてくれた人は…

真尋くんじゃなくて

知らない男の人だった。

『あんたさ、こんなとこで一人で立ってたら危ねーよ?』

「す、すいません…」

『別に謝んなくていいけど。気をつけろよ。じゃあな。』

そう言って私を助けてくれた人も何処かへ行ってしまった。


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