先輩♀×後輩♂
放課―…

栗島くんの周りは凄いことになっていた。

女の子に囲まれていた。

「みんな必死だな~」

私が距離なさそうに呟くと美月がテンション高めで私の所に来た。

「悠斗くんと喋って来ちゃった~♪」

なぬ!?いつのまに!

しかもすでに仲良くなっ
てるし…。

「海東くんといい勝負よね~」

そう言った美月に思いっ切り反対する私。

「そんなことないよ!真尋くんの方がカッコイイ!!」

「あ~、あんたはそうよね~☆」

絶対絶対、真尋くんの方がカッコイイもん。

まぁ、栗島くんは私を助けてくれたけどさ。


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