先輩♀×後輩♂
『紗羅先輩、退屈じゃないですか?』

「うん、大丈夫だよ!見てるの楽しいし♪」

『じゃあ、頑張って来るんで見ててくださいね☆』

「うん」

私に背中を向けて部員たちの中へ入って行った真尋くん。


ふとケータイを取ろうとして鞄の中を見ると…

鞄にケータイが入ってなかった。

「うわ、教室に忘れた…?」

取りに行かなきゃ…。

まだ終わらなさそうだし…みんな必死でこっちに気づいてないから

行っても大丈夫だよね?


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