先輩♀×後輩♂

数ヶ月後―…

「ねぇ、紗羅さ…」

今は昼休み。

美月と朔也と一緒に中庭でご飯を食べている。

教室にいたら真尋くんのこと思い出すから…―。

「なに?」

「海東くんのこと本気でもういいの?」

ズキッ―…

「その話はもういいよ」

数週間経ってから真尋くんも諦めたのか…

私のクラスに来ることもなくなった。

そしてあっという間に数ヶ月も経っていた。


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