先輩♀×後輩♂
もうすぐ冬休み。

なのに私はあの日から進んでない。

止まったままの気持ち。

選んだのは…私の方なのに。

「でもッ…!」

美月が言いたいことがわかるから…。

「もう、いいってば!ほら、この話は終わり。昼休み終わっちゃうよ」

話を無理矢理終わらせようとしてみるけど…

それを止めたのは…意外にも朔也だった。

『もういいって思ってんならそんな辛い顔してんじゃねーよ。』


< 290 / 340 >

この作品をシェア

pagetop