先輩♀×後輩♂
『いや、でも、朔也先輩が送った方がいいんじゃないですか?』

そんな俺の言葉に朔也先輩はかなり芝居をしてる感じで返して来た。

『いや、俺はこのクリスマス会の幹事だからな!?』

まぁ、それは確かにそうだけど…。

なんとか俺と紗羅先輩を二人きりにしたいらしい。


でも、正直言えば…

こんなチャンス滅多にない。

どうしても…

紗羅先輩を諦められないんだ…。


< 311 / 340 >

この作品をシェア

pagetop