先輩♀×後輩♂
チャイムが鳴りそうになり、真尋くんも教室に戻って行った。

そこを狙ってか…

悠斗くんが話しかけて来た。

悠斗くんとはあの日から喋っていなかったから、

ちょっと気まずい…。

『あのさ、昼休み、屋上来てくんない?』

今更なんだろう…。

「ごめん、昼休みは真尋くん来るから…」

『ちょっとでいいんだ。待ってるから。』

それだけ言って悠斗くんも席に戻って行った。


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