6時57分のあの電車で
ダンダンダンダン・・・・。
エレベーターを上る、私の凄まじい足音が響く。
大丈夫。
聞こえる、でかい足音は1つだけ。
藤沢は来てない。
イヨッシュア~~~!!!(ヨッシャーの意ネ。)
やっと、時計台が見えてきた。
「アーリサー!!!!!!」
アリサに抱きつく私。
「どーしたん!?」
「何でもないで~。」
「じゃあ、早く電車乗でっ!」
・・・んん?
乗るって・・・あの、藤沢が乗るって言ってた?
NOーーーーーーーーーーーーー!!!!!