6時57分のあの電車で






「真子さん、何で何スか!!!

俺らは、何・・・「高橋!!!」





私達が言い争っていると、後ろから愛しい人の声がした。










「藤沢ッ!」




私は、力の限り叫んだ。







「どうしたん、何があったん!?」




藤沢が、マンションの門を飛び越え、私に駆け寄ってくる。









「・・・真子さん、すんません、今日は帰りますわ。


また出直しますね。」









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