出会いのかけら


手はかさかさで




足はもう歩きすぎて




使い物にならない




髪はぼさぼさ・・・。




たった一本のマッチも使い終わり



雪が降っていた。



「誰か。。。


 誰か



 助けて」





カクカクと体が震える




怖いよ・・・





死にたくなんかないよ





< 4 / 79 >

この作品をシェア

pagetop