世の中の
※
「で、どんな背格好だった?」
木の上で、翔は友也に通り魔の件で質問をしている
「んー、暗くてあんまりわからなかった」
あははと最後に笑う友也に翔は無言ので、頭を叩いた
「痛ったー!!なにすんの」
「ちょっとぐらい特徴掴めよ」
「一個だけ分かったこと」
「え?」
「あの人、自分が一番偉いと思ってる」
「……」
どや顔する友也とは対照的に、翔は呆れた顔なり
「そんな情報で、捕まえられるわけないじゃん」
「あはは」
相変わらず、能天気に笑う友也を見て、少し不安になってきた翔
「ん?何でそんな顔してるの?」
友也の質問とは黙殺し
「とりあえず、学校はサボろう。うん」
「ただ行きたくないだけでしょ?」
「…まあね」
苦笑いをする翔
「翔は親にバレないよう、気を付けてね」
「大丈夫。両親は旅行中だから」
「いいなー」
「…とりあえず、木から降りない?」
「賛成」
二人は木から降り、話し合った結果、亦部夫妻の別荘付近に行くことにした。
さすがに昼には亦部夫妻の別荘には人がいるので入れなかった
「で、どんな背格好だった?」
木の上で、翔は友也に通り魔の件で質問をしている
「んー、暗くてあんまりわからなかった」
あははと最後に笑う友也に翔は無言ので、頭を叩いた
「痛ったー!!なにすんの」
「ちょっとぐらい特徴掴めよ」
「一個だけ分かったこと」
「え?」
「あの人、自分が一番偉いと思ってる」
「……」
どや顔する友也とは対照的に、翔は呆れた顔なり
「そんな情報で、捕まえられるわけないじゃん」
「あはは」
相変わらず、能天気に笑う友也を見て、少し不安になってきた翔
「ん?何でそんな顔してるの?」
友也の質問とは黙殺し
「とりあえず、学校はサボろう。うん」
「ただ行きたくないだけでしょ?」
「…まあね」
苦笑いをする翔
「翔は親にバレないよう、気を付けてね」
「大丈夫。両親は旅行中だから」
「いいなー」
「…とりあえず、木から降りない?」
「賛成」
二人は木から降り、話し合った結果、亦部夫妻の別荘付近に行くことにした。
さすがに昼には亦部夫妻の別荘には人がいるので入れなかった