世の中の
「え、えっと…?」
新一は急に話が変わったので少し戸惑っていたが、すぐにまた無表情になり
「犯人の名は佐渡剛」
「田中さんと同じ名前じゃねーか」
仁も変なところに引っかかるタイプらしい。
「そうだね」
淡々とに新一が応える。唯は妄想の世界に入っていった
「あ、すまん。続きどうぞ」
「…教師で―」
「教師と生徒の禁断の恋もいいな!!」
唯は妄想の世界を口に出したため、話が中断した。
「……」
「ま、怒んなや」
なだめるように仁が言い、新一もコクりと頷き、話すのがバカらしくなったのか、立ち入り禁止区域を歩き始める
「熊でるぞ」
「でないよ」
仁の脅しを一蹴すると、一人で進んでいく新一。