あなたに。
次の日の朝。
学校に行くと優輝は
ごく普通に挨拶してきた。
「おはよ。
昨日はごめんな。」
って。
私は
「おはよ。
ううんっ。」
って返した。
その日の昼休憩。
いつものように理央と
お昼ご飯を食べいた時、
誰にも聞かれないよう
昨日の事を話した。
すると、
「やっぱりなあ。
優輝は絶対小百合の
事好きだったもん!
で。小百合どうすんの?」
って言われた。
私は、
「今まで友達としてしか
見てなかったから
わかんない。
でも友達の関係は壊し
たくないなあ。
っておもう。」
そこで私は続けた。
「かといって恋愛として
考えてもないのに
付き合うのは失礼
だよね。」
小百合は。
「まあ確かにそうだよね。
でもこの先小百合は
優輝のこと好きになるかも
しれないよ??」
私は何も言えなかった。