フェンス
ガチャ……
ハァ,ハァ…
(なんで親父の名前が…)
俺はもう一度箱を開け何度も手紙を読み返したがやはりそこにあるのは父親の名前だった。
「いったいどこで何してんだよ…この手紙書いた奴だって生きて届けれそうにないって…どうゆうことだよ…」
頭が混乱する―…
キッチンに行きとりあえず落ち着こうと水をのんだ。
ふぅ―…
大きなため息がでる。
それから少し考えてドライバーやペンチでどうにか小さい箱を開けて見ようと心みたが…
特殊な鍵がかかっているようでまったく開く気配がない。
裕は諦めてベットに転がった。
(やめよ。探せって言われたって手掛かりなんて何一つないし…今さら会ってもなぁ…)
俺はいつの間にか深い眠りについていた。