あたしペット。
「つけてやるよ。おら、後ろ向け」
車の中で成瀬さんはネックレスの包みを開いてアタシにつけた。
「あ、ありがとう…!」
「おう。飼い猫なんだし首輪ってことで」
「く、首輪~?」
「おう。そういや今まで無かったのが不思議なくらいだな」
んじゃ、ずっと鎖で繋いでてよ。
アタシを逃がさないで。
成瀬さんのそばにいさせてよ。
そしたら
朝も、昼も、夜も。
もうそばを離れないから。
あと350日、ずっとずっとそばにいる。
車の中で成瀬さんはネックレスの包みを開いてアタシにつけた。
「あ、ありがとう…!」
「おう。飼い猫なんだし首輪ってことで」
「く、首輪~?」
「おう。そういや今まで無かったのが不思議なくらいだな」
んじゃ、ずっと鎖で繋いでてよ。
アタシを逃がさないで。
成瀬さんのそばにいさせてよ。
そしたら
朝も、昼も、夜も。
もうそばを離れないから。
あと350日、ずっとずっとそばにいる。